酢ダイエット
酢がなぜダイエットに効果的なのか?
それは、酢を飲むことで基礎代謝があがり、肝臓の働きが良くなるからです。他にも、酢には労働をした後の乳酸を取ってくれる働きがあります。
どうして基礎代謝があがるの?
まず、酢には種類があります。
色に注目して下さい。
酢の色が黒いほどダイエットに効果的であるのです。それは、色が黒いほどアントシアニンという成分が多く含まれています。つまり、このアントシアニンが血流量を増やす働きがあるのです。血流量が増えればリンパの流れも良くなり脂肪が燃焼しやすい体になります。試しに黒酢を飲んでいただければわかるのですが、体がなにやら温かくなることを実感できると思います。
そして、労働すると、疲れが溜まるのですがこの疲れの根源が、“乳酸”にあります。この乳酸こそが「つかれた〜」と感じる素です。この「つかれた〜」を取るためにも酢は劇的な効果があります。先ほども言いましたが血流量があがることと関係しているのです。やはり、血流量が上がれば、その分体に溜まっている余分なものを体外に出そうとします。そのとき、一緒に乳酸も出してくれるのです。
ちなみに乳酸はヨーグルトに入っている乳酸菌とは違います。
直接体内に溜まる乳酸と乳酸菌とでは根本的に違うのです。乳酸菌は体内に入ることはありません。腸内まで到達するヨーグルトを食べると腸内でとどまり体内に入りはしません。ところが疲れが溜まるという乳酸は体内で生み出され疲れに感じるのです。
ですから、ヨーグルトはドンドン食べてもかまいません。
話がそれましたが、お酢は血流量を増やし体内に溜まっている乳酸を取りますからスムーズにリンパの流れを良くし、脂肪を体外に出してくれる食品だといえます。
次に、脂肪が燃焼されるまでのサイクルを説明します。
人の体には脂肪が燃えるまでに4つのステップがあります。
1・グルコース
2・グリコーゲン
3・脂肪酸
4・体脂肪
人の体は4までのステップを踏んで初めて脂肪が燃焼してくれます。この1・2・3があるから中々痩せにくいと皆さん悩んでいます。一般的に運動を始めて20分してから脂肪が燃焼すると言われているのですが、この20分が長いですよね。そこで、黒酢を飲むことで123のステップを一緒に踏むことができるのです。時間の短縮といったところです。
黒酢にはアルギニン、リジン、プロリン、アラニンというアミノ酸が多く含まれています。このアミノ酸は脂肪を分解する脂肪分解酵素リパーゼを活性化させる効果があるのです。1・2・3のステップを一緒に踏めるのは、このアミノ酸のおかげだと言われています。
「じゃ〜アミノ酸のサプリメントでいいや!」
という意見が聞こえてきそうなんですが、まあ、それでもかまわないです。
しかし、効率よく体内に入ってく害の無い黒酢の方がより効果的に体内に入っていくのです。毎食お酢を取ることは無いと思いますのでその時はサプリメントでもかまいません。
黒酢なら何でも良いと言うわけではありません。
出来る限り良質なものを撰ぶことです。
安いものには、防腐剤や酸化防止剤など様々な食品添加物が入っています。食品添加物には脂肪を燃えにくくしてしまう働きがありますから、出来る限り良質なものを撰ぶことが重要になります。
お酢の食べ方ですが、毎日大さじ2杯程度が目安になります。
酢の物や煮物の隠し味。お酢と蜂蜜を混ぜてドリンク風に仕上げるのもおいしいです。